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[読書] by ぐうたらなまいにち
ぶたぶたさん
2014年02月26日 (水) | 編集 |
何年か前から、少しずつ、古本で買い集めていた本がある。
矢崎存美さんの、ぶたぶたさんシリーズ。
最初は「アップルパイ」や「キッチン」「カフェ」など、
おいしそうなものがでてくるであろうと思われるタイトルの一部に
心惹かれて買ってみたら、面白くてハマった。
ぬいぐるみのぶた(山崎ぶたぶた)さんは、中年のおじさんで、妻子もいて、
料理が上手くて車も運転して、シリーズごとに、色んな職業になる。
ぬいぐるみが動くってファンタジーなんだけど、
それ以外の部分は、普通の人間社会をほんわり描いたお話ばかり。

どうしてぬいぐるみがしゃべるのか、とか、
なぜ色んな職業に変わってるのか、とか、
そういうことは、説明していない。
ぶたぶたさんを初めて見た人の驚きと、
ぶたぶたさんと知り合いになった人の「普通な付き合い方」は、
お約束のように書かれている。
ぶたぶたさんは、誰からも好かれる。
(よく知らないひとからは、時に気味悪がられるけれど)
可愛がられ、面白がられ、尊敬され、頼りにされ、
ちいさなぬいぐるみなのに、すごい存在感。
なんかいいなぁ。

このシリーズの、まだ読んでいないのが発売されているのを知って、
「根性で」自転車で本屋に行ってきた月曜日。
火曜日の、病院のためにね。
自分へのゴホウビにね。
最新刊「ぶたぶたのお医者さん」
病院の話かと思ったけど、全然違って、でもよかった~。
ネタバレ感想はやめておくので、みなさんも機会があれば、
読んでみてくださいね♪
コッソリ、特に動物好きさんには、オススメ。

たまには、イタイとか忘れたネタも書かないとねー。
ラン(本)
2009年04月21日 (火) | 編集 |
朝まで雨の影響でうっすら寒くて、体が動かない。
昼からは、プールなり、歩くなり、でかけようと思いつつ、
朝は図書館から借りてきた本を読んで過ごした。
最近、本を読み出すのが、なんだか億劫。
もうすぐ返さなくちゃと思いながら、義務的に読み始めた。
読み出してしまえば、面白い本なら、あっという間に一冊終わるけど。
今日は、あっというまの本。

「ラン」 森 絵都 著
自分がウォーキングをはじめたせいもあってか、
個性豊かなヘナチョコランナーたちが、だんだん走れるようになり、
フルマラソンに挑戦する物語にスッと引き込まれた。
走る人それぞれが背負っている目には見えない重い物、
自分だけじゃないんだ、みんなそれぞれに何か背負って、
別れや悲しみや辛さを乗り越えて、生き続けている。
今の私には、100mすら走れそうにないけれど・・・
でもこの本を読んでいて、私はまず歩いて、歩く事から始めて、
自分の中の嫌いな部分を変えよう、と思った。
これだけ歩けたら、あんなこともできる。
これだけ歩けたら、こんな風になれる。
歩くことは、何かのためのきっかけや道具にすぎないけれど、
何もしないで変わるのを待つのは、冬だけでいい。

ヒネクレ者の私は「ウォーキングのすすめ」っぽい本の
健康に良いとかなんとかを読んだら、歩きたくなくなるかもしれない。
でも、この本は全く説教くさく(笑)はなく、
そうかそうか、そうだよね、と思わせるものがあった。
主人公がオンナノコだったことや、
私が昔愛用していたATBタイプの自転車を思わせるような、
カッコイイ自転車が物語の大事なポイントだったことも、
素直に引き込まれた要因だったと思う。

昼からは気持ち良く晴れた。
素直に歩きたい気持ちがあるうちに、歩いてこよう。
そう思って、今までの最長コースをぐるりと歩いてきた。
いきおいよく歩けたのは、最初の5分だけ。
あとは、テレン、テレンと。でも歩いた。1時間半ぐらいかな。

歩いて行こうと思えば、行ける範囲にスーパーは5軒もある。
コンビニも3軒ある。
ディスカウントストア・ドラッグストアも4軒。もう一つ建設中。
(よくつぶれないなと思う・・・)
日替わりで色んな店に歩いて行って、
チョコチョコと買い物しようと思えば出来る。
田舎にしては上出来な場所に、住んでいるんだなぁ。
ま、さすがにトイレットペーパーは、歩いて買いに行きたくないけど。
そんなことを思いながら、大まわりで一巡して帰宅。


今日も元気に歩けることに、感謝。
ブイヨンの気持ち。(本)
2009年03月31日 (火) | 編集 |
オットが週末になるとパチンコ屋に浮気(?)しに行ってばかりな事に、
イラっとした時に、勢いでめったにしないネットショッピングをした。
本を、二冊。
珍しく、古本じゃない、新品。(笑)

コピーライターの糸井重里さんのサイト、
ほぼ日刊イトイ新聞」に、イトイさんちの犬の写真がよく載る。
イトイさんの飼い主バカな(失礼)コメントが面白い。
それを集めたものが、一冊の本になった。

「ブイヨンの気持ち。」 糸井重里 著

このブイヨンという犬がまだイトイ家に来る前の、
子犬たちとおかあさん犬の写真集も、持っている。
そう頻繁に、ではないけど、たまーに、眺めてはジワーっと。
いいな。
犬のいる生活。

「ブイヨンの気持ち。」は、おそらく、
ネット上でほぼ目を通した事があるものばかり。
それでも欲しくなった。
本の形で眺めるのと、ネットでザラーっとみるのとは違う。
届いた本を開くと、えへえへ、とゴキゲンそうなブイヨンと、
さりげなく、寄り添うように暮らす「にんげんのおとうさん(イトイさん)」や
「にんげんのおかあさん」がちりばめられていて、
なんだか胸がいっぱいになった。
ふぅ。
すぐ読み終わるのがもったいないのと、
なんだかまぶしいような、苦しさを感じて、
毎日ちょっとずつ、開いて、眺めて、すぐ閉じる。
イトイさんはとても上手く言葉をあやつって、
「私が好きな感じ」を生み出す。
本当はそんなんじゃない、のかもしれないけど、
私の中では、理想の雰囲気。

ついでと言ってはもうしわけないけれど、
送料もかかるならエイ、一緒にこれも!と買ってしまったのが

「LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん」飯島奈美 著

レシピ集なんだけど、私にとっては「おいしい物の写真集」で
ついでに作り方も学べる、本。(笑)
見たものは全部、食べたくなるから要注意。
本当に、おいしそう。

小説は図書館で借りられるから、自分ではあまり買わないけど、
こういう写真集のようなもの、手元に置いておいて、
いつでも眺められるようにしたいものは、買ってしまっても後悔しない。
どちらも、何度も眺めるお気に入りの本になりそう。
オットに浮気(パチンコ屋)されるのも、まぁたまには、
大目に見てやろうじゃないか。
私もムダ使いすることにするから。
んー、ムダじゃないな。いい買い物だ。
アイスマン。ゆれる(本)
2008年10月01日 (水) | 編集 |
むかしむかし子供の頃、
いや、大人になってからも時々、魔女になってみたかった自分を、
思い出してしまった本。

「アイスマン。ゆれる」 梶尾 真治 著

「黄泉がえり」で有名な、SF作家の本なのだけど、
この本には、SF色はあまりない。
でもやっぱSFなのかな。
でもなんかファンタジー?
女性が主人公なので、感情移入しやすく、
面白く一気に読めた。

月下氷人、という言葉はどこかで聞いたかな程度で、
意味は知らなかった。仲人さんのことなのね。
アイスマン、って冷たそうなイメージだけれど、
仲人さんなんて、あったかいじゃん!!(笑)

結婚適齢期の女性と友人たちのアレコレの話なのだけれど、
最後は、ハッピーエンドと言っていいかな。
納得の結末。
久しぶりに、読んでなんだかスッキリした一冊。

もし、私が魔法を1回だけ、自分じゃない誰かに使えるとしたら、
誰に、何をしようかな。
一番近くにいるオットに、何か・・・しないなー。
魔法で動かされる運命ではなく、
良くも悪くも、ありのままであって欲しい気がする。
そうだな、、、
遠くの国のえらい人に魔法をかけて戦争を止めちゃうとか。
難しいな、いいことしようと思っても、
誰かが得をすると、誰かが損をする。
そういうものなんだろうな、社会のバランスって。
結局、誰にも魔法をかけずに終わっちゃうかも。
夢をかなえるゾウ(本)
2008年09月15日 (月) | 編集 |
今さら感もありますが、ベストセラー本も時間が経てば、
普通に借りられる田舎の図書館万歳。

「夢をかなえるゾウ」 水野 敬也 著

私はひねくれ者のあまのじゃくなので、自己啓発本の類は嫌い。
いいことが書いてあっても、素直に受け止めようと思わない。
この本も、相当ひねくれた気持ちで、
ふふん、と思いながら借りてきた。

読んでみた。
ふーん、まぁまぁ、面白かった。
成功するには○○しろ!の類はどうでもいいけれど、
ゾウの神様ガネーシャのキャラは、素直に、いい。
神様だからってナンデモアリなのは、ちょっとずるいけど、
神様なのに、いじけて泣いちゃったりするのは可愛げがある。
で、なぜか関西弁。
このキャラだけで、ドラマとか、グッズとか作れちゃうんじゃないかと思う。
・・・と思ったら、やっぱりドラマ化、あるのねー。
オットが見たら、私よりお人よしの素直な人だから、
コンビニ募金とかしちゃいそうだ。
まぁ、ツマにサプライズプレゼントとかは、ないんだろうけど・・・

それにしても。
私は現状に結構満足してしまっているから、
夢をかなえよう!という大きなパワーがわいてこない。
そもそも、今の私の夢ってなんだ?
犬を飼う、そのために必要な家、体力を得る、
そんなもんか?
あとは、オットと、もうちょっとヨボヨボになるまで、
仲良くのんびり暮らせればいいと思ってるけど。
ああ!
伊勢海老食べたい。(笑)
やっぱり人間は欲張りだ。
欲望をちょっと忘れているだけで、いっぱい隠し持っている。

そんなことを考えたんだから、ヒネクレ者の私にも、
ストーリーが面白かった、だけではない、
この本を読んだ「意味」があったと思う。